宇治明星園白川特別養護老人ホームは、24時間、365日の食事、排泄、入浴等日常生活に関わる動作の自立支援を行います。当園ではユニットケアを行っています。障子で仕切った個室的しつらえの居室等があり、利用される方一人ひとりに合わせたケア環境で、入居される方が自分らしく過ごせるよう支援させていただきます。 「今」という時を、笑顔で生活していただけるよう、新しい輪を作っていきたいと思います。
ここが自慢!
個性豊かなユニット
完全ユニットとは異なり、ユニットの垣根なく広く自由に行き来することができます。
どのユニットで暮らしていてもみんなが顔なじみ。
ご入居者同士すれ違えば、手を振りながらご挨拶。
家庭的で温かみのある生活環境の中で、自分らしく楽しくいきいき過ごしていただけます。
居室にリビングに小さな輪
当園には、「みどり会(ご入居者の会)」と「入居者家族の会」が組織されています。
ご家族同士時間を合わせるなど頻繁にご家族が来園され、リビングでは親しくなられた、ご入居者と家族、そしてスタッフで小さな輪がでてきています。
ご家族にとっても、ご入居者にとっても心通う大切な時間です。
「今」という一瞬を大切に~ご利用者・ご家族・スタッフで悔いのない日々~
自宅に帰って奥様の手料理を食べて、大好きなお風呂にゆっくりと入ってこられました。
担当の職員が介護し、とても気持ちよさそうに入浴。奥様もご主人の好きな食事を作って、楽しみに待っていてくださいました。
出町柳に住んでおられ、毎月、近所の神社にお参りに行かれていた。
体力的に遠くまで行けないので、宇治上神社と近くの喫茶店でパフェを食べられました。
100歳のお誕生日に、子供さん、お孫さん、ひ孫さん達が沢山来られ、お祝いをしました。
子供さんが、大きなケーキを用意され、いつも一緒に生活するご入居者やスタッフにふるまって下さいました。
ご家族の声
白川明星園が開所して間もなく、母が入居することになりました。当時、父は一人でいる寂しさもあって、母を入居させたことに葛藤している様子が父の日記に書いてありましたが、白川に通ううち、父は「白川なら安心して妻をお願いすることができる」と言うようになっていました。その父もその後、要介護状態となり、白川特養に入居しました。
入居してからも母と過ごす時間を大切にしてくださり、楽しい日々を過ごすことができました。そして、父が他界した時、園から母を告別式に連れてきてくださり、寝たきり状態で何もわからないと思っていた母が涙を流したんです。その頃のことを思い出すと嬉しくて涙がでます。
人の絆を大切にする、これからもそんな白川特養であり続けてほしいと願っています。
担当スタッフより
細井 和馬 (介護職員)
私が介護職を始めて数年が経ちますが、介護は日常や他業種ではなかなか学べないことが学べると思います。1番学んだことは人との接し方です。どうすれば私の話が伝わるか、聞いて頂けるか。話すだけでは無く聞くことも大事だと学びました。あるご入居者から「あなたと話すと元気が出るわ」と話されたときは本当に嬉しかったです。こういった経験が出来るのも介護職ならではの魅力だと思います。
明星園で働くようになり、先輩職員は皆本当に楽しんで介護をされているように思えます。「分からないことは何でも聞いてね」と声をかけて下さり、気負うことなく質問ができて、とても働きやすいです。明星園に来て良かったと思います。
私が指導する立場になっても、同じように思って頂けるように、日々の業務・介助を行っていきます。